キッチンの収納物の場所が定着してきたら、次のステップとして「すっきり&おしゃれに見せる」を目指してみませんか? 煩雑になりがちな調味料や掃除用品の収納など、ちょっとした工夫ですっきり&おしゃれが叶う、収納のポイントをご紹介します。
色も形もさまざまな調味料。きれいに収納したつもりなのに、ごちゃごちゃして見えてしまう……というのはよくあること。種類の豊富な調味料をすっきり見せるには、ケースを統一するのが一番です。
ただし、塩や砂糖のよく使うものからたまにしか使わないスパイス類まで、すべての調味料を同じケースに入れ替えてしまうと、使いにくくなってしまうことも。
その場合は、使用頻度や用途に合わせて、ケースを2種類程度に分けるのがおすすめです。たとえば、よく使う調味料は大きめのケース、スパイス類は小さめのケースに入れるなど、サイズを分けると使い勝手がよくなります。中身の見えないケースに入れ替える場合は、フタなどにラベルを貼るのもお忘れなく。
昆布やかつおぶしなどの乾物、パスタなどの乾麺は、同じサイズの容器に入れ替れば引出し内の収まりもよく、見た目がすっきり!
容器を立てて収納すれば、取り出しやすく使いやすさがアップします。
容器を購入する際は、まず「何を」「どこに」収納したいかを考えるのがポイントです。その上で、しまうモノとしまう場所に合う容器を揃えます。容器を先に揃えてしまうと、あとあと容器が余ってしまったり、無理に容器を使おうとして逆に使いにくい収納になってしまう恐れがありますので、ご注意ください!
見た目を考えてケースを揃えたけど、取り出すのが大変……という方は、取手付きのケースをお試しください。
掃除用品やラップ・ジップロックなどのストックをまとめたり、レジャー用品やお弁当グッズを保管したり、活用方法はさまざま。手の届きにくい吊戸棚には、頻繁に使うアイテムよりもストック品やシーズンものなどの比較的出番の少ないモノを収納するようにしましょう。
パッと見て中身がわかるよう、ケースへのラベル貼りは必須です。またストック品を収納する際は、ラベルに在庫数の目安を書いておくとお買い物のムダが省けるのでおすすめです。
書類用のファイルケースを用意して、レシピ本やキッチン・調理家電などの取扱説明書をまとめておくというのも吊戸棚の活用方法のひとつ。
書類管理以外にも、ファイルケースは戸棚内の仕切りとしても使えます。ふきんやテーブルクロスの保管、キッチンペーパーやゴミ袋のストックなど、煩雑になりがちなモノの管理にも有効です。
排水口ネットやゴミ袋、ゴム手袋などのお手入れ用グッズもケースに入れ替えれば、引出し内もすっきり。さらに白いケースは汚れが目立ちやすいので、ケース自体のお手入れもこまめに行うようになり一石二鳥!
また、「白」はホームセンターや100円ショップなどで販売されているケースの定番カラーなので、揃えやすいというメリットも。白いケースは、すっきり&きれいを保つコツのひとつです!
整理収納アドバイザー・大熊千賀先生による、最新の収納アイデアです。
100円ショップで購入できる収納グッズを活用して、ナッツやドライフルーツをかわいく収納。ナッツなどをおやつによく食べるという方は、このまま冷蔵庫に収納してもいいですね。ナッツ以外にも、ちょっとした乾物などの収納にも活かせる遊び心のあるアイデアです。