新しいキッチンのための大事な準備のひとつに、収納物の整理があります。使いやすいキッチンにするためには、キッチン到着前の収納計画が欠かせません。この記事では、収納準備の手順とポイントをご紹介します。整理収納の基本をわかりやすく解説した特別動画も掲載中です!
キッチンご購入後から到着後にかけて行う整理収納の作業は3つ。
今回は、使いやすい収納を左右する「1. 収納物の把握と整理。収納計画を立てる」について、具体的な方法をご紹介します。
まずは、いまお持ちの収納物の量を把握します。以下のふたつを、メモなどに書き出しましょう。
持ち物を把握するためのおすすめの方法は、下記から無料でダウンロードしていただける「キッチン収納BOOK」の「収納物チェックリスト」をご活用いただくこと。ぜひ下記よりチェックしてみてください!
自分の持ち物の量が確認できたら、次は整理です。
まずは、前のステップで書き出した収納物の使用頻度を考えます。そして、使用頻度の高い順に1〜3軍に振り分けましょう。1軍はよく使うモノ、2軍はたまに使うモノ、3軍はめったに使わないモノ。先ほどのメモに書き加えるのがおすすめです。
使う予定のないモノや壊れているモノは、誰かに譲ったり処分したりするという選択肢も考えられます。ですが、手放すかどうかをすぐに判断できない場合は、無理して処分せずに「保留ボックス」をつくってみてください。3か月や半年など保留する期間を決め、期間が経ったら再度必要かどうか見直し、後悔のない整理を進めてくださいね。
新しいキッチンにしまうモノの量がわかったら、収納計画を立てましょう。
ここでご紹介したいのが、「整理収納の5つの鉄則」です。
ご自分やご家族に合ったモノの量を心がけましょう。「整理」の作業を行いながら、適正量を見直してみてください。
そのアイテムはどんなときに使うモノなのかを考え、動作数が少なくなるように収納しましょう。また、取り出しやすさなどを考慮することも大切です。
整理の際に分類した「1〜3軍」がここで役に立ちます。よく使うモノ(1軍)から順に、手の届きやすいところに収納しましょう。
同じタイミングで使うモノをひとつのグループと考え、収納場所を決めます。例としては、コーヒー豆・フィルター・ドリッパー、コーヒーカップを「コーヒーセット」とひとまとめにするなどがあります。
これはキッチン到着後の作業になることが多いのですが、モノの収納場所をきちんと決めて煩雑にならないようにする目的があります。使用後に戻しやすいよう、ラベルを貼ったりするのも定位置管理のひとつです。
5つの鉄則を参考に、収納計画を立ててみてください。収納計画を立てる際にも、「キッチン収納BOOK」をご活用いただけます。2枚目のキッチン図面に収納物を書き入れて、収納のイメージを膨らませてみてください。
「整理収納の5つの鉄則」をより深く理解していただくために、整理収納アドバイザー・大熊千賀先生による解説動画を公開しています。実際の収納例を使ったわかりやすい解説になっているので、ぜひご参考に!
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