「自分がいないときでも、家族に料理を任せられたら……」「片付けまで済ましてくれたら……」
そんなお悩みをお持ちの方にぜひ読んでいただきたいのが、こちらの記事。
安心して家族に任せられるようにするための、収納のコツをご紹介します。
目次
おさえておきたいポイントはふたつ。
そして、このふたつを叶えてくれるのが、「グルーピング」と「ラベリング」という収納方法です。
それぞれについては、写真を見ながら詳しくご紹介します!
コツ①を叶えるためにおすすめなのが、「グルーピング」と「ラベリング」のふたつ。
まず「グルーピング」です。これは、ある作業をするときに使うアイテムをひとまとめにして収納する方法。これでは少しわかりにくいと思いますので、参考例をご紹介します。
調味するときに使う「調味料、軽量スプーン、軽量カップ」がひとつの引出しにまとめて収納されています。
お茶を飲むときに使う道具や器をまとめた例です。
日本茶グルーピング:急須、茶葉、湯呑み
コーヒーグルーピング:ドリッパー、コーヒー豆、マグカップ、ミルク泡だて器
この「カフェグルーピング」では、重ねてしまえるケースが使われています。引出しに入れる際も重ねて収納でき、スペースが有効活用できるのもポイントです。
これは、カップボードにセットされた「カフェグルーピング」の例です。
ここで、もうひとつのポイント「ラベリング」をご紹介します。このカフェグルーピングでは、棚板の側面に「日本茶グルーピング」、「紅茶グルーピング」と、それぞれの収納場所にラベルが貼ってあります。
特に中身の見えないケースを使う場合は、ラベルを貼って家族みんなが中身を把握できるようにしましょう。
調味料やキャニスターのフタにもラベリングがおすすめです。上から見てもわかりやすいので、使うときに迷いにくくなります。このようにひと手間加えるだけで、自分にも家族にもやさしい収納になります。
ラベルをつくる際は、マスキングテープを使ったり、直に書くのもOKです。この写真では「ラベルライター(ラベル作成用の機械)」を使っていますが、ご自身のやりやすい方法でトライしてみてくださいね。
家族がキッチンを使うと、しまう場所が変わっていて整頓が大変……なんてことはありませんか?
そんな方に特に覚えていただきたいのが、コツ②の考え方。
コツ①とは少し考え方の異なる「ラベリング」を活用し、キッチンがごちゃごちゃしてしまうのを防ぎましょう。
「フォーク」「スプーン」などのラベルがケースに貼られています。このように、「戻す場所」をわかりやすくすることで、キッチンがごちゃごちゃするのを防ぐのにとっても役立ちます。
ラベルを貼る場所は、ご家庭でそれぞれ。収納ケースに貼ったり、棚板に貼ったり、引出し底板に貼ったり……、収納物や収納場所に合わせて使いやすいように工夫していただくのが一番です。
最初は大変かもしれませんが、一度形をつくることができれば後が楽になりますので、ぜひ試してみてくださいね!