おいしい暮らし研究所が開催したお子さま向け調理科学教室「たべものへんしんきょうしつ」を、WEB講座として特別公開! 身近な食べものの“変身”を通じて実験のように楽しみながら、お子さまに食への興味を持ってもらいたいというのが、この講座の目的です。WEB講座版では保護者の方が先生となって、お子さまと一緒にご家庭でチャレンジしていただけるような内容で構成しています。
野菜には、いろいろな種類があります。生のまま食べられるものもあれば、加熱しないと食べられないものも。今回は、いろいろな野菜を茹でてみて、どんな変化があるのかを観察してみましょう。
観察 : リーフレタス(観察用1/2束)、スケール
実験 : リーフレタス(実験用1/2束)、中皿、鍋、菜箸、トング、ボウル大(大皿)、ざる(水切り用)
調理 : 中皿、バット、子ども用包丁、まな板
※旬の野菜など、手に入りやすい野菜で実験をしてみてください。
茹でる前の野菜を観察してみましょう。
お皿にリーフレタスを置き、大きさや高さ、重さを計っておくとあとで変化がわかりやすくなります。
見た目だけでなく、においや触った感じなどもしっかり観察してみてください。
※観察で使ったリーフレタスは、実験後の比較の際に使うので、取っておいてください。
❶鍋に水を入れ、沸騰させます。
❷沸騰した鍋に、リーフレタスを入れ1分だけ茹で、時間になったらトングで取り出します。
※熱湯から取り出す際は、保護者の方が行うようにしてください。
❸さきほど観察した、生のリーフレタスとの違いを観察してみましょう。大きさ、色、形、重さなど、さきほどと同じように観察します。
❶包丁とまな板で、食べやすい大きさに切りましょう。
※小さいお子さんや未経験のお子さんには、手を添えるなど直接指導してあげてください。
クリナップ・キッチンタウン・東京で行われた教室の様子
茹でると、量が減ってやわらかくなり、たくさん食べられますね!
食べもの変身WEB教室「野菜編」は、これで終わりです。
茹でた野菜は、どうなりましたか? 実験結果をまとめてみましょう。
食べもの変身WEB教室の「たまご編」と一緒に“実験”してみるのも、おすすめです。ぜひ、ご家庭でお試しください。
好きな葉野菜…適量
マヨネーズ…適量
塩・こしょう…各適量
生卵…2個
※(卵の代替)ツナ缶…1缶
❶沸騰した湯に洗った葉野菜を入れ、1〜2分茹でます。
❷時間がたったら、ざるにあげ冷水にさらして水気を絞ります。
❸食べやすい大きさに切っておきます。
※食べもの変身WEB教室「たまご編」を思い出してつくってみましょう。
❶【固ゆでの場合】鍋に、生卵と、卵がかぶるくらいの水を入れ火にかけます。沸騰してから中火で約10分茹でたら、卵を冷水にとります。
【温泉たまごの場合】電気炊飯器の釜に、沸騰後少し冷ました湯と、室温に戻した生卵を入れ、保温ボタンを押し20〜25分後に取り出します。
※温度計がある場合は、70℃を目安にしてください。温度が下がると固まりにくくなります。
❷殻をむいたゆで卵(または油を切ったツナ)に、先につくっておいたゆで野菜を加え、マヨネーズ、塩・こしょうで和えればできあがりです。
このコンテンツは、キッチンを通じた楽しいふれあいの場づくりに貢献するために、食や暮らしに関する情報の収集、調査・分析を行っているクリナップの生活研究部門「おいしい暮らし研究所」が監修をしています。また、「たべものへんしんきょうしつ」のプログラムは、横浜国立大学名誉教授・農学博士の渋川先生の監修のもと作成しています。