料理研究家で、レストランオーナーシェフとしてもご活躍の島田まき先生直伝レシピ特集の第2弾。
「春のお弁当」をテーマにしたシリーズ(全3回)の第1回目は、お弁当のバリエーションを広げてくれるアレンジ自在の「我が家の万能肉味噌そぼろ」が主役の「2色そぼろ弁当」をお届けします。
「我が家の万能肉味噌そぼろ」というだけあって島田先生の頼れるお助けレシピ。
日持ちがいいので、まとめてつくっておいて、野菜と炒めたり、卵焼きに混ぜたり、もう一品ほしいときに大助かり。チャーハンやラーメンの具材にもなり、ごまと合わせて混ぜ込みご飯にしてもおいしく、休日のランチなどでも活躍します。
今回は合びき肉を使いましたが、鶏でも豚でも牛でも、スーパーの特売のひき肉でOK! コスパも優秀な最強レシピです。
合びき肉…300g
きび砂糖…30g
日本酒…30ml
麹味噌…20g
醤油…30ml
しょうがすり下ろし…大さじ1
❶鍋に全ての材料を加え、箸でよく混ぜ合わせます(ひき肉が水分を吸収するまで)。
❷しっかり混ざったら中火にかけ、木べらで混ぜながらゆっくりと火を通します。
❸火が通ったら、水分を飛ばします。肉から出た脂は取り除きます。
★先に、材料を混ぜ込むことにより、時間が経ってもふっくらとしてボソボソになりません。
★鍋を使うことで、ひき肉にゆっくり火が入り味も染み込みます。フライパンで加熱すると表面が広いため一気に水分が抜けやすくボソボソになりがちです。
★麹味噌を使うことにより、味わいに甘みと旨みが増します。
[A]
卵…4個
日本酒…大さじ1
みりん…大さじ1
塩…小さじ1/8
きび砂糖…小さじ1
醤油…小さじ1
[B]
サラダ油…小さじ2
[C]
きび砂糖…小さじ1
❶Aの材料をしっかりと箸で混ぜます。
❷小鍋に油を加え、Aの卵液を入れ、中火弱でゆっくりと炒めます。箸(できれば箸を3、4本握る)で素早く炒ります。
❸火を止めて、きび砂糖をふりかけ、全体をコーティングするように混ぜます。
★卵液は、卵白が残らないように混ぜます。もし混ぜきれない場合は、網で漉すと見た目もきれいな黄身色になります。
★ひき肉と同じように、鍋を使うと卵がボソボソになりにくく、仕上げに砂糖をふり混ぜることで、しっとり感を保ちます。
★冷蔵庫で3、4日保存できます。
木の温もりが感じられる曲げわっぱのお弁当。「木が水分を程よく吸ってくれるので、食材が傷みにくく、冷めてもご飯もおかずもおいしいですよ」と島田先生。ご愛用のお弁当箱は、江戸時代から受け継がれる秋田県の大館曲げわっぱ。柴田慶信商店でつくられている「白木弁当箱」は、ウレタン樹脂塗装を施さず、天然杉が本来持っている吸湿性、芳香、抗菌効果によってご飯をおいしく保ってくれます。すぐれた機能もさることながら、何より見た目においしそうで、木のやさしい香りと肌触りが魅力です。柴田慶信商店では修理もしてくれるので、長い間使い込むごとに味わい深く、愛着も湧いてきそうですね。
柴田慶信商店の「白木弁当箱」は、公式サイトからご購入いただけます。詳しい情報は下記をご覧ください。
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マリア ブレンドの情報は、華やか春色「人参ドレッシングサラダ」のレシピ記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。