雑誌などでも人気の料理研究家・中村奈津子先生に教わるレシピ特集。今回は、春にぴったり「お花見ランチ」がテーマ。春休みなどの忙しい合間にもつくれる、お手軽レシピをご紹介します。食卓にお花を飾って「おうち花見」もいかがでしょうか?
米…1.5合
寿司酢(市販のもの)…適宜
[トッピング]
卵…2個
茹でエビ…4尾
いくら…大さじ2
菜の花…お好みで
❶米をといで固めに炊き、寿司酢を合わせます。
❷菜の花は塩茹でして冷まします。エビは皮をむきます。
❸ほぐした卵に砂糖小さじ2、塩少々を入れて味をつけ、薄焼き卵をつくります。
❹③を千切りにして錦糸卵をつくります。
❺①の寿司飯を器に盛り、その上に④の錦糸卵を広げます。
❻⑤に残りのトッピングをのせたらできあがりです。
ちらし寿司の華やかさを引き立てるために、器や敷物はシンプルなものにするのがおすすめです。今回は、ちらし寿司の器以外のアイテムを黒で統一したので、全体的に落ち着いた印象になりました。
寿司飯(ちらし寿司ご参照)…1.5合分
お好みのネタ(刺身や酢締めなど)…適宜
木の芽・芽ねぎなど…適宜
塩・わさび…適宜
※撮影時は、酢締めのコハダ、小鯛の笹漬け、寿司エビ(茹でたエビの開き)を使用しました。
❶ラップを広げてネタ(※)を1切れのせ、寿司飯を適量のせて軽く絞ります。
※生の刺身の場合は、軽く塩を振ります。
❷ラップをはずし、トッピングに木の芽などをのせます。
成型がうまくできるか心配という方は、まず寿司飯だけをラップに適量のせて成型してみてください。寿司飯を丸く成型したら、ラップを開いてネタをのせ、再度ラップを絞ります。
ネタはお好みのものでOKですが、傷 みにくく加工されたもの(酢締めや笹漬けされたもの、スモークサーモンなど)にすると、お花見やピクニックなど外に持って出かける際にも安心です。
手まり寿司は、基本的にはお醤油をつけて食べるものではないため、生の刺身の場合は塩を振って下味をつけるのもお忘れなく!
ネタが乾いてしまうのを防ぐため、できればフタつきの食器を選びましょう。撮影では、ガラスケース(奈津子先生私物)に入れましたが、お重などもおすすめです。