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【谷島せい子先生監修】サラダや炒め物で! きゅうりのアレンジレシピ

作成者: クリナップ株式会社|2019年7月4日

きゅうりは水分を多く含んでいるので、脱水症状を起こしやすいこの時期にぴったりの食材のひとつ。生野菜としてだけでなく、炒めてもとってもおいしくいただける万能野菜なんです。今回は4つのアレンジを、料理研究家・谷島せい子先生に教えていただきました。

【谷島せい子先生プロフィール】
料理研究家、ライフスタイルクリエーター。専業主婦のときにフランス料理の一流シェフに習い、1975年から自宅でサロンをスタート。95年より料理教室「スタジオMOW」主宰。雑誌やテレビでも活躍するほか、料理店のメニューづくりにも携わる。2010年には、自身がプロデュースした飲食店「米祥」を東京・日本橋にオープン。クリナップの生活情報誌『365c.』では毎号レシピを担当し、老若男女問わず人気が高い。

 

食感が変わる! きゅうりの切り方4パターン

 

小口切りや薄切りなどの定番の切り方以外に、ぜひお試しいただきたい切り方4つをご紹介します。今回ご紹介するレシピは、この4つの切り方でつくったアレンジです。食感だけでなく味わいにも変化がでますので、ぜひいろいろなレシピにご活用ください。

①厚半月切り
輪切りより小さく、断面も多くなって味しみもよくなります。

②細長スライス
ピーラーで縦にそぎます。具材を巻いてもよし! 付け合わせなどにもおすすめです。

③縞目乱切り
ピーラーで縦縞に向いて切ると、味しみや粉のつきがよくなります。

④粗おろし
プチプチした食感が楽しい! ドレッシングなどにプラスしてもおいしいですよ。

 

厚半月切りで【麻婆きゅうり】

材料(4人分)

きゅうり…2本 

豚薄切り肉…200g

サラダ油…大さじ1

豆板醤…小さじ1〜

[薬味]

 長ねぎみじん切り…大さじ4

 にんにくみじん切り…大さじ2

 生姜みじん切り…小さじ2

[ソース]

 醤油…大さじ2

 オイスターソース…大さじ2

 砂糖…小さじ2

 水…1カップ

[水溶き片栗粉]

 水…大さじ1

 片栗粉…大さじ1

 

つくりかた

❶豚肉は包丁で細かく切って叩き、ミンチにします。

❷きゅうりは縦半分に切ったものを1cm幅に小口切りにします。フライパンにサラダ油を入れて熱し、強火でさっと炒め、緑色が鮮やかになったら取り出します。

❸②のフライパンに薬味を入れて炒め、香りが立ったら豆板醤と豚肉を加えて炒めます。豚肉に火が通ってパラパラになったら、合わせておいたソースの材料を加えます。

❹③がひと煮立ちしたら水溶き片栗粉でとろみをつけ、きゅうりを戻し入れてざっと混ぜ、お皿に盛ります。

★きゅうりは水気が多いので、豆板醤多めのピリ辛が夏にぴったりです!

 

細長スライスで【北京ダック風&サーモンロール】

材料(つくりやすい分量)

<北京ダック風>

きゅうり…適量

食パン棒切り(さっと焼く)…適量

甜麺醤…適量

[具材]

 長ねぎ千切り…適量

 万能ねぎ…適量

 鶏もも肉…適量

 

<サーモンロール>

きゅうり…適量

レモンくし切り…適量

[具材]

 スモークサーモン…適量

 玉ねぎスライス…適量

 ディル…適量

 

つくりかた

❶きゅうりはピーラーで縦に薄切りにします。

❷北京ダック風の鶏肉は厚みを均等に開き、塩・こしょう(分量外)してサラダ油(分量外)でソテーし、食べやすい大きさに切ります。

❸食べるときにきゅうりで具材やパンを巻きます。北京ダック風ではパンに甜麺醤を塗り、サーモンロールはお好みでレモンを絞ってどうぞ。

 

縞目乱切りで【きゅうりの串焼き】

材料(つくりやすい分量)

きゅうり…1本

塩…少々

片栗粉…適量

サラダ油…小さじ1

焼き鳥のタレ(または蒲焼きのタレ)…適量

七味唐辛子、粉山椒(お好みで)…適量

 

つくりかた

❶きゅうりはピーターで縦の縞目模様になるよう皮をむき、大きめの乱切りにします。

❷軽く塩をして少し置き、水気をふき取り、薄く片栗粉をまぶしつけます。

❸フライパンにサラダ油を熱し、②の表面を高温で焼きつけます。

❹串に刺してタレをからめ、お皿に盛ります。お好みで七味唐辛子や粉山椒を添えてどうぞ。

 

粗おろしで【プチプチサラダ】

材料(つくりやすい分量)

きゅうり…1本

お好みの具材…適量

※試作時には、手でちぎったキャベツ/スプラウト/ミックスビーンズ/1cm長さに切ったえのき茸/サラミ/粗みじんに切ったゆで卵を入れました。

にんにく…適量

マヨネーズ…適量

EXVオリーブオイル、塩・こしょう、レモン汁(お好みで)…各適量

 

つくりかた

❶お皿全体ににんにくをこすりつけ、全体にいきわたるように細かくマヨネーズを絞り出します。らせんか縞を描くように絞り出しましょう。

❷具材をそれぞれ平らにお皿に乗せていきます。最後にきゅうりを鬼おろしでおろしてふりかけます。鬼おろしがなければ、包丁やフードプロセッサーでみじん切りにします。

❸お好みで、EXVオリーブオイル、塩・こしょう、レモン汁を回しかけます。