しっかり食べたい朝食や昼食に主食として、小腹が空いたときやちょっとしたお夜食として……。アレンジも楽しい、とっておきの味噌汁をご紹介します。発酵食品である味噌は、腸内を整え免疫力を高める効果があるといわれています。心も体も温まる味噌汁は、特にこの時期には嬉しいひと品ですね。
具は入れずにシンプルに素味噌汁をつくって、焼きおにぎりにかけるだけ。青のりを振りかけていただきます。おにぎりは冷凍品をレンジ加熱したものでも十分。小腹も満たせます!
牡蠣といえば味噌を使った鍋ですが、鍋だとつい煮すぎてしまいがち。お椀にすれば、その心配もなくちょぅどいい火の通り具合で味わえます。
沸騰しただしに牡蠣を入れ、ちょうどいい煮え具合寸前というところで火を止めて味噌を溶き、軽く温めて。葉物はおひたしにして、あとから浮かべます。
残り物の味噌汁に、残り物のそうめんを入れて温めるだけ。軽くすませたいお昼や夜食などにもぴったりで、お財布にも嬉しい節約メニューです。
玉ねぎやピーマンを小さな角切りに、にんじんやセロリ、ベーコンは薄切りに、とにかく小さめに形を切り揃えます。だしで煮て火を通し、煮崩れしやすい角切りトマトは最後にプラスして味噌を溶きます。具にマカロニを加えれば、ごはん代わりのひと品にも。
ひと椀に玉ねぎの小さいのを丸ごと1個。頭の部分に食べやすいように十文字に切れ目を入れ、だしでコトコト煮込みます。玉ねぎだけでもOKですし、最後に油揚げを加えてコクを出しても。溶け出た玉ねぎの甘みを生かすには、甘みのある麦味噌がおすすめです。
本来の船場汁のように塩サバを使っても、生のサバを使っても。
つくり方はサバを薄切りにしてだしで煮て、味噌を溶くだけ。独特のコクのある八丁味噌を加えれば、サバの匂いも気になりません。椀に盛ったら、小口ねぎと生姜のせん切りをトッピング。
ごま油に生姜、にんにくのみじん切り、豆板醤を入れて弱火で熱し、香りが立ったら豚のひき肉を加えて炒めます。火が通ったら、だしを入れてひと煮立ち。小口切りのニラを加えてまたひと煮立ちさせ、味噌を溶きます。八丁味噌を加え、味に深みを出します。
ぼたん海老や甘海老を食べたあと、残った頭をリユース。頭を水から煮だして、最後に味噌を溶き入れるだけ。海老の殻や味噌の旨みが汁に溶け出て、滋味たっぷり。かつおだしを使うとよりおいしくなりますが、海老から出る旨みだけで十二分においしいですよ!
動物性のものを使わない、精進味噌汁。
水に漬けて戻した干し椎茸の軸を取り除き、食べやすく切ります。同じく食べやすく切った厚揚げとともに戻し汁で煮て、火が通ったら味噌を溶き入れてできあがり。
栄養も繊維質もたっぷりのヘルシーな味噌汁。
だいこん、にんじん、里芋、ごぼう、れんこんなどを小さなサイコロ状に切って、だしで煮ます。火の通りが早いので煮すぎには注意。歯触りを残す程度にとどめるのがおいしさの秘訣です。
この記事でご紹介したレシピは、クリナップ株式会社が発行しているお客さま向け生活情報誌『365c.(365 カラット)』に掲載されたものです。
食材の分量は、『365c.』編集部による試作時のものです。