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隠してはいるけれど、人に見せちゃっても……収納

隠してはいるけれど、人に見せちゃっても……収納

基本的に収納は“あるべき所にしまうこと”ですが、しまい込んでしまうのではなく、自分や家族が収納を開いたときに心地良いと感じられる収納にしたいですね。気持ちの良い収納は、使いやすく、家事効率を上げてくれて、気分も盛り上げてくれます。そんな自分や家族の目と心を楽しませる収納をご紹介します。

人に見せるための収納づくり

収納づくりを考えるときに、“家族に見せる”という視点を意識してみてはいかがでしょうか? 家族もわかりやすい収納ができていれば、「アレはどこ?」などと聞かれることがなくなり、それぞれが自分のことは自分でしてくれたり、お手伝いをしてもらいやすくなります。  誰が見ても気持ちのいい収納なら、もしお客さまに見えてしまってもきっと大丈夫!  

テイスト・色・素材などを揃えて統一感を

たくさんの色が混在するとゴチャゴチャと雑多な印象になってしまいがちです。色や素材を揃えると統一感が生まれ、整って見えます。どんなキッチンにしたいかテーマやテイストをしっかりと決めておくと、自ずと色の方向性や素材感が絞られるので、収納やアイテム選びもしやすくなります。テイスト・色・素材などを揃えて統一感を

ケースをそろえてすっきり

ケースをそろえてすっきり

調味料や粉物などはケースを統一すると見栄えが良くなり、スペースのムダなく収納することができます。

ケースを選ぶときは、収納スペースに収まりきれなかったり、逆に隙間ができてしまったりしないよう収納の寸法を確認しておきましょう。

ケースは透明なモノを選ぶと残量がわかるので、うっかり切らしてしまうのを防止できます。

また、よく使うモノを小さいケースに入れると頻繁に補充が必要になり、手間が増えてしまうので注意が必要です。みりんなど調味料によっては、ケースを煮沸消毒する必要がありますので、衛生面にも気をつけて詰め替えましょう。

リビングから見える吊戸棚は、ディスプレイにひと工夫を

リビングから見える吊戸棚は、ディスプレイにひと工夫を吊戸棚がリビングから見えてしまう場合は、家族やお客さまが心地良いと感じられるような、おしゃれディスプレイにするのも素敵です。特に手が届きにくい上段はよく使うモノの収納には不向きなので、飾り棚にしてしまうという手も。

たとえば、お気に入りだけど使うのがもったいないと眠らせている食器を飾ってみるのはいかがでしょうか。見えるところに置くと使ってみようという気持ちにもなりますね。

自分に見せるための収納づくり

家族に見せる収納とあわせて、モチベーションを上げる“自分に見せる”ための収納もお忘れなく!

片付けにおいて不用なモノを手放すことは大切ですが、思い入れのあるモノやお気に入りのモノを大切に楽しめたら生活がもっと豊かになるはずです。収納にもちょっとした遊び心をプラスして、収納を開くたびに元気をもらえるような収納づくりを楽しんでみましょう。

お気に入りをしのばせて

お気に入りをしのばせて収納の中にちょこっとお気に入りの品が置いてあると、毎日の家事の中でもふっと笑顔になれる瞬間が生まれるかもしれません。思い出の品や推しグッズなどを収納のワンポイントに取り入れてみてください。

収納の中に「じぶん美術館」を

収納の中に「じぶん美術館」を

お子さまの写真や作品などを扉の内側に貼って「じぶん美術館」をつくるのもおすすめです。リビングなどに飾ると生活感が出てしまうのが気になるという方にもぴったり。マスキングテープなら剥がすのも簡単なので、お子さまと一緒にペタペタ飾ってみるのも楽しいですよ。

家族のために見せる収納は、お手伝いを促し自分にとってもうれしい収納です。ひとりで収納づくりに奮闘している方は、ぜひ家族も巻き込んで収納に取り組んでみてください。

 

 

プロフィール

okumasense

大熊千賀

暮らしStyle代表。住宅収納スペシャリスト、整理収納アドバイザー、ルームスタイリスト・プロとして活動。また認定講師として育成にも力を入れている。クリナップショールームにて収納リフォームセミナー、他講師を務め、受講者は10年で12,000人超。3児の母でもあり、「笑顔のある暮らし」を目指し、ライフスタイルに合わせた整理・収納法を提唱している。

 

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