食と住に深く関わる企業であるクリナップは、現代における“食の大切さや役割”を、皆さまと共に見つめ直すことが大切だと考え、生活研究部門である「おいしい暮らし研究所」が中心となり、聖徳大学さま、武庫川女子大学さまのご協力のもと「キッチンから笑顔をつくる料理アカデミー」を企画、提供してまいりました。
ここでは、多彩な講師の方からいただいた貴重なご講義や実習の内容をお届けします。
講義編では、千葉・房総地方の伝統料理「太巻き寿司」の技術の普及に尽力されている龍﨑英子先生をお招きし、千葉の食文化や、保存食としての太巻き寿司についてお聞きしました。前回の実習編①では、『花』に太巻き寿司の作り方をご紹介しました。今回は、『バラの花』の作り方を学びましょう。
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講師:龍﨑 英子 千葉伝統郷土料理研究会主宰。昭和30年より独自に各地の農民から直に技術を習得。昭和57年、千葉伝統郷土料理研究会を設立。千葉県文化功労賞受賞、NHK関東甲信越放送文化賞、地方文化功労賞(文部科学省)受賞。(平成24年3月 講座実施時) |
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アシスタント:峰岸 喜子(栄養士) (平成24年3月 講座実施時) |
太巻き寿司応用編・第一弾
前回の実習編①では、基本のすし飯と太巻き寿司の基本「花」のつくりかたをご紹介しました。今回は、「バラの花」のつくりかたをご紹介します。
太巻き寿司「バラの花」のつくりかた
【材料】(太巻き1本分)
すし飯(白)…250g
すし飯(桃色)…60g
のり(全形)…1枚
のり(1/4)…1枚
のり(1/6)…1枚
卵…1個
塩…ひとつまみ
さやいんげん(塩茹で)…5〜6本
紅しょうが…30g
【つくりかた】
次回の実習編③では、「かたつむり」の太巻きのつくりかたをご紹介します。
この記事は、平成24年に開講されたクリナップ寄付講座「キッチンから笑顔をつくる料理アカデミー」の内容をまとめたものです。