kitchen tripでおなじみの料理研究家、島田まき先生に教えていただくレシピ特集。
今回のテーマは、年始に余りがちなお餅の楽しみ方を広げる「アレンジお餅レシピ」（全3回）です。
第1回目は、簡単・時短の洋風アレンジ「お餅のホットドッグ」をお届けします。
カリッ、モチッ、トローリ。食感が楽しい簡単レシピ
お餅の新しい楽しみ方をご相談すると、「ホットドッグはどうでしょう」と島田先生。
実は半信半疑だったkitchen tripスタッフでしたが、切り餅を縦にふたつ並べて焼くと、柔らかくなったお餅がくっついて見事にホットドッグ状に！
和のイメージが強いお餅ですが、洋風の味付けにもマッチし、こんがり焼いたお餅ならではのカリッ、モチッ、トローリ食感が楽しめます。
フライパンひとつで、5分でできるので、忙しい日のランチやおやつにもぴったり！
お餅のホットドッグ
【材料（2人分）】
切り餅…4個
オリーブオイル…小さじ1
ウインナー…4本
粒マスタード…大さじ1
ピザ用チーズ…30g
黒こしょう…適量
ケチャップ…適量
ミックスリーフ（ベビーリーフ）…適量
【つくりかた】
❶フライパンにオリーブオイルをひき、餅２個を縦に並べ、細長い餅にします。蓋をして中火で焼きます。片面が焼けたら、裏に返します。
❷餅の横にウインナーを入れて炒めます。餅が少し柔らかくなったら、中心を箸で押さえてへこませ、餅の上に炒めたウインナー、ピザ用チーズをのせ、蓋をしてチーズを溶かします。
❸器に盛り、粒マスタード、ケチャップ、黒こしょうをふります。ミックスリーフを添えて出来上がり。
★餅をごま油で焼いて、コチュジャンをかけて韓国風にしたり、ピリ辛味噌をトッピングしたりなど、お好みの具材やソースでも楽しめます。
★一度冷めて固くなってしまうと再加熱が難しいため、焼き立てをお召し上がりください。
和の風味香る、粒が際立つタスマニア生まれの「粒マスタード」
オーストラリア南東の海に位置し、「世界一、水と空気がおいしい」といわれる自然豊かな島、タスマニア。島田先生が現地に取材に訪れた際に出会ったというヒルファームの「粒マスタード スパイシー」をご紹介します。こんなに粒が際立ったおいしいマスタードがあるんだとファンになったそうです。
「酸味が控えめで、味わいが日本のものにも合うのでお料理に重宝しています。目玉焼きなどに添えるとご飯が進みますよ」と、和食にも合うというその秘密は、たまり醤油がブレンドされているから。もちろん、今回ご紹介した「お餅のホットドッグ」とも相性抜群です。
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