トマト缶を煮詰めてつくるトマトソースを活用した副菜レシピをご紹介します。しぐれ煮やキムチ、ジャムなど、ちょっと意外なレシピですが、ひと口食べれば納得の味わい! お好みで食材をアレンジしながらお楽しみください!
トマト缶でつくる簡単トマトソース
つくりかた
トマト缶を汁ごと鍋に入れ、フォークなどでトマトを潰しながら焦がさないように煮詰めます。全体の量が2/3程度になったら完成です。お好みで少量の塩や砂糖、酢で味を調えてもOK。
生のトマトでつくる場合は、ざく切りにして種ごと鍋に入れて煮ます。途中、ハンドミキサーかフードプロセッサーにかけるとなめらかな仕上がりになります。水分が多いので、缶詰のときより時間をかけて煮詰めましょう。
小分けにして冷凍しておけば、いつでも手軽に使えてとっても便利です!
旨味UPで減塩効果! 豚肉のしぐれ煮
材料(つくりやすい分量)
豚スライス肉…200g
生姜…2片
[煮汁]
トマトソース…大さじ2
酒…大さじ2
醤油…大さじ1と1/2
砂糖…小さじ2
みりん…小さじ2
つくりかた
❶豚肉はひと口大に切ります。生姜は皮をむいて千切りにします。
❷鍋に[煮汁]の材料を入れて煮立たせ、①を加えてさっと煮て取り出します。
❸煮汁を煮詰め、豚肉と生姜を戻してからめます。
アレンジ自在! トマトの浅漬けキムチ
材料(つくりやすい分量)
ミニトマト…200g
[キムチだれ]
トマトソース…大さじ3
コチュジャン…大さじ1
韓国ゴマ油…大さじ1/2
すりごま…小さじ1
醤油…小さじ1/2
おろしにんにく…少々
長ねぎみじん切り…お好みで少々
つくりかた
❶[キムチだれ]の材料をよく混ぜ合わせます。
❷ミニトマトはヘタを除き、大きめのものは半分に切り、①のたれで和えます。あれば、お好みで長ねぎのみじん切りを振ります。
★和えた直後はフレッシュな味わいです。冷蔵庫で1週間ほど持ち、時間が経つと味も染みておいしくいただけます。野菜は、プチトマト以外のものでも。
青椒牛肉絲(チンジャオニューロースー)
材料(2人分)
牛ステーキ肉…1枚(150g)
下味(塩・こしょう・醤油・片栗粉・サラダ油)…各少々
パプリカ(黄・オレンジ)大…各1/2個
長ねぎみじん切り…大さじ1
生姜みじん切り…小さじ1
サラダ油…大さじ1
[合わせ調味料]
トマトソース…大さじ3
オイスターソース…大さじ1
酒…大さじ1
砂糖…小さじ1
醤油…適宜
水溶き片栗粉…適宜
つくりかた
❶牛肉は1cm幅の棒切りにし、下味をして軽くもんでおきます。
❷パプリカはヘタと種を除き、牛肉を同じを大きさに切ります。
❸フライパンにサラダ油を熱して牛肉をさっと炒めて取り出します。同じフライパンに、パプリカ、長ねぎ、生姜を入れて炒め、パプリカに火が通ったら牛肉を戻し入れます。
❹③に[合わせ調味料]を入れてからめ、醤油で味を調えます。とろみが足りなければ水溶き片栗粉で調節します。
ほんのりトマト風味の爽やかジャム
トマトソース…1と1/2カップ
りんご…200g(紅玉など酸味のあるもの)
砂糖…250g
レモン汁…大さじ1
つくりかた
❶りんごは皮をむき、ヘタと種を除き、細かく切ります。
❷材料をすべて鍋に入れ、りんごが柔らかくなるまで煮ます。
❸ハンドミキサー(またはフードプロセッサー)でペースト状にします。つぶつぶが残った状態がお好みであれば、ミキサーにかけなくてもOKです。
★りんごは、紅玉やジョナゴールドなど酸味の強いものがおすすめです。レモン汁の量はお好みで調節を。
この記事でご紹介したレシピや料理のポイント、食材の分量は、料理研究家・谷島せい子先生監修のレシピです。