冬に食べたくなる湯豆腐。ポン酢ダレで食べるのが一般的ですが、今回は「タレ」ではなく湯豆腐にかけるさまざまなトッピングをご紹介します。大人も子どもも楽しめる簡単アレンジで、湯豆腐を楽しんでみては?
湯豆腐の基本のつくりかた
まずは、ベーシックな湯豆腐のつくりかたをご紹介します。ポイントは、昆布と豆腐を入れる順番! 昆布にひと手間加えるだけでだしが出やすくなるので、ぜひお試しください。
材料(つくりやすい分量)
昆布…1〜2枚
豆腐…1〜2丁
水…適量
つくりかた
❶濡れたふきんなどで乾燥昆布の表面の汚れをサッと拭き取ってから土鍋にしいて、上から水を適量入れます。昆布は鍋底から豆腐にかかる熱を和らげ、豆腐が固くなったり崩れたりするのを防ぎます。
❷30分ほどして昆布が戻ったら一旦取り出し、まな板の上で繊維に沿って数か所切れ目を入れます。こうすることで昆布が浮きにくくなり、だしが出やすくなります。
❸お好みの大きさに切った豆腐を水に沈め、中火にかけます。沸騰する寸前、豆腐がゆらっと揺れたら火を止め、食卓へ。
土鍋を火にかけるときは、底がきちんと乾いているか確認するのを忘れずに!
麻婆豆腐風 坦々たれ
つくりかた
しょうがとにんにくのみじん切りをゴマ油で炒め、豆板醤をお好みの量加えて香りが出たら豚ひき肉を加えます。ひき肉の色が変わるまでさらに炒め、酒、醤油、お好みで味噌を加えて煮詰めます。
ひき肉+しょうがの甘辛たれ
つくりかた
豚ひき肉をフライパンで軽く炒めます。酒(または水)にみりんと醤油を加えた汁を、フライパンにひたひたに注いでしょうがを加え、汁気が切れるまで煮詰めます。食べるときには針しょうがも添えて。
明太子+オリーブオイル+ブラックペッパー
つくりかた
オリーブオイルでゆるめた明太子を豆腐に載せます。ブラックペッパーで味を引き締めるのがポイントです。
ニラ(小ねぎ)+ゴマ油+ポン酢+炒りごま
つくりかた
細かく刻んだニラ(もしくは小ねぎ)にポン酢を注ぎ、ゴマ油をかけます。上から炒りごまをかけて、どうぞ。
食べるラー油+おろし玉ねぎ
つくりかた
すりおろした玉ねぎの上に食べるラー油をかけるだけ! 揚げにんにくがたっぷり入っている「食べるラー油」がおすすめです。玉ねぎをみじん切りにすると、ザクザクした食感が楽しめます。
焼き海苔+なめたけ+小ねぎ
つくりかた
瓶詰めのなめたけを豆腐に載せ、細かくもんだ海苔をたっぷりふりかけます。仕上げに小ねぎをふりかけて。
パルミジャーノチーズ(粉チーズ)+ポン酢
つくりかた
すりおろしたパルミジャーノチーズ(なければ粉チーズ)を豆腐に載せてポン酢をかけます。意外な組み合わせですが、チーズのコクとポン酢の酸味がマッチしておいしくいただけます。
わさびマヨネーズ+醤油
つくりかた
マヨネーズにわさびを加え、醤油で味を調えます。彩りに刻みパセリを載せれば洋風に、刻み小ねぎを加えれば和風になります。
焼肉のたれ+卵黄+小ねぎ
つくりかた
焼肉のたれに溶いた卵黄を加えます。食べるときは、スプーンでたれも一緒にすくって。すき焼きのたれ+卵黄もおすすめ。お子さんに人気がありそうなアレンジです。
粒うに+醤油+おかか
つくりかた
瓶詰めの粒うにを酒でのばして醤油で味を調えます。醤油は多めに入れた方が、うにの味も豆腐の味も際立ちます。最後におかかをふりかけて召し上がれ。お酒にも合う大人の味です。
この記事でご紹介したレシピや料理のポイント、食材の分量は、クリナップ株式会社が発行しているお客さま向け生活情報誌『365c.(365 カラット)』編集部による試作時のものです。