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災害時のための「ストック食品」の収納。賞味期限切れ対策もご紹介!

いざというときのために、備蓄食品は常備しておきたいもの。
ですが、保管が大変だったり賞味期限が切れてしまったりと、お悩みの声もたくさん。そこで今回は、ストック食品の上手な管理方法をご紹介します。
ストック食品の収納アイデアや賞味期限を確認するタイミングなど、ぜひ参考にしてみてくださいね!

目次

おすすめの管理方法は?

整理収納アドバイザー・大熊千賀先生おすすめの方法はふたつ。
①「ローリングストック」で、日常で食べるストック品と備蓄品を共有する方法
②「備蓄専用BOX」をつくり、定期的に見直すようにルール化する方法

では、具体例を見てみましょう。

①ローリングストックの収納例

「ローリングストック」とは、普段から少し多めに食品や飲料のストックを買っておき、使った分をその都度買い足すこと。

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メリットは、普段から消費することで賞味期限切れを防ぐことができ、また普段食べ慣れている食品を非常食にできること。収納物量が多く収納場所の確保が大変な場合は、食品と飲料を分けたり食品を2か所に分散させるなど、少し工夫が必要になりますが、ぜひ防災準備を心がけてみてください。

ローリングストックで覚えておきたいポイントは、「使うときは手前から、足すときは奥に入れる」ということ。そうすることで自然と賞味期限の近いものが手前にくるので、賞味期限切れ対策になります。

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②備蓄専用BOXを活用した収納例

「1ケース=ご家族の人数×2日分のストック」を目安に、同じものを4つ用意します。これは、農林水産省が推奨する1週間分の備蓄食品の量を参考にした分量です。
収納場所は、家族の手の届きやすい場所が理想的。もしお子さんがお留守番をしているときに災害が起こったら……と万が一のこと考え、お子さんがひとりでも取り出せるところにしまいましょう。2ケースずつ分けて別の場所に収納するなど、ご家庭に合った方法を見つけてみてください。

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この方法で備蓄する場合、賞味期限を確認するのにおすすめなのは1シーズンに1ケースずつ確認すること。たとえば、「3月・6月・9月・12月」のようにチェックする月を決めておく、という方法です。
中身をチェックする日を、ご家庭の「防災訓練日」にするのもよいですね。実際に食べてみて、口に合うか、極力ガスや電気を使わずに食べられるか、ゴミ処理が大変じゃないか等を確認しておくことも大切です。

備蓄食品の選び方

これは、4人家族のkitchen trip事務局スタッフ(大人2人・子ども2人)の1日分を想定した備蓄食品のイメージです。

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備蓄品選びで気をつけたのは、この3点。

  • なるべく普段食べ慣れているものにすること。
  • ゴミがかさばらないよう缶詰は避け、レトルトパウチのものを選ぶこと。
  • お菓子などの嗜好品も入れること。

災害時は特に、普段食べ慣れていないものだと喉を通らないということも考えられますので、まずは食べ慣れたものの備蓄から考えてみましょう。
たとえば栄養的には野菜ジュースがよいかもしれませんが、お子さんが普段野菜ジュースを飲まない場合はよく飲むフルーツジュースを買っておくなど、ご家族の嗜好を考慮した備蓄によって災害時のメンタルを守ることにつながるのではないでしょうか。

  • 備蓄食品の選定は、一例です。ご家族の嗜好や食べる量を考慮して選んでください。

監修者プロフィール

 

 

プロフィール

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大熊千賀

暮らしStyle代表。住宅収納スペシャリスト、整理収納アドバイザー、ルームスタイリスト・プロとして活動。また認定講師として育成にも力を入れている。クリナップショールームにて収納リフォームセミナー、他講師を務め、受講者は12年で15,000人超。3児の母でもあり、「笑顔のある暮らし」を目指し、ライフスタイルに合わせた整理・収納法を提唱している。

 

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