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【食の歳時記】4月の旬を感じる食材と料理

旬の味覚を月ごとにご案内する【食の歳時記】。4月は、「蕗(ふき)」「アスパラガス」「グレープフルーツ」「初鰹(はつがつお)」の4つの食材について、選び方や保存方法、調理のポイントなど、これから活躍する食材をよりおいしく食べていただくための情報をご紹介します。
また、旬の味覚を堪能していただくためのレシピ特集「季節を食べよう」では、「初鰹」「アスパラガス」を使った2レシピをご紹介! 4月のおすすめレシピをぜひお試しください。

 

4月の食材

 

蕗(ふき)

●選び方・見分け方

葉が生き生きしていて、全体がみずみずしいものが新鮮です。茎は太さが均一なものを選びましょう。

●保存方法
葉と茎を切り離し、それぞれをラップで包むかビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。時間がたつとアクが強くなるので早めに食べましょう。

●健康や美容への効果
食物繊維やカリウムを多く含みます。高血圧や動脈硬化など、生活習慣病の予防に効果が期待できます。民間療法として、咳止めに使われます。

●調理のポイント
塩で板ずりをし、熱湯で茹でて水にさらしてから皮をむき、調理します。甘辛く煮たり蕗味噌にすると、ごはんがすすむ惣菜となります。

葉が生き生きしていて、全体がみずみずしいものが新鮮です。茎は太さが均一なものを選びましょう。

●保存方法
葉と茎を切り離し、それぞれをラップで包むかビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。時間がたつとアクが強くなるので早めに食べましょう。

●健康や美容への効果
食物繊維やカリウムを多く含みます。高血圧や動脈硬化など、生活習慣病の予防に効果が期待できます。民間療法として、咳止めに使われます。

●調理のポイント
塩で板ずりをし、熱湯で茹でて水にさらしてから皮をむき、調理します。甘辛く煮たり蕗味噌にすると、ごはんがすすむ惣菜となります。

 

アスパラガス

●選び方・見分け方
鮮やかな緑色でハリがあり、穂先がピンとしまっているものが新鮮です。

●保存方法
水分蒸発が激しいので、ラップで包むかビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室に立てて保存します。なるべく早く食べきるようにしましょう。

●健康や美容への効果
名前の由来となったアスパラギン酸を多く含みます。免疫力を高め、疲労回復、新陳代謝の促進に効果が期待できます。

●調理のポイント
沸騰した少なめの湯に入れ、ふたをして蒸し茹ですると、香りと自然な甘みが味わえます。

 

グレープフルーツ

●選び方・見分け方
形がよく、表皮にハリがありずっしりと重いものを選びましょう。


●保存方法
冷暗所で約2週間持ちますが、気温が高い場合は乾燥しないようにラップで包むかビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。

●健康や美容への効果
ビタミンCが豊富です。さわやかな甘みと苦みがあります。この苦みはナリンギンというポリフェノールの一種でがん予防にも効果が期待できます。

●調理のポイント
生のまま半分に切ってスプーンですくって食べたり、みかんのように皮をむいて食べるほか、魚介と合わせてサラダにしたり、ゼリーやジュースにするのもおすすめです。

 

初鰹(はつがつお)

●選び方・見分け方

腹側の黒いしま模様がはっきりし、丸く太っているものを選びましょう。切り身は色が深く、澄み切った赤い色のものが新鮮です。

●保存方法
アミノ酸の一種ヒスチジンを多く含むため、時間がたつとヒスタミンに変わり、アレルギーを起こすことがあります。生食で残ったら、加熱調理をしましょう。

●健康や美容への効果
脳の機能を活性化するEPA、DHAが豊富です。魚の中で造血作用のあるビタミンB12が多く、ミネラル分もバランスよく含まれています。

●調理のポイント
初鰹は脂が少なめですが、旨味はたっぷりあります。腹側の皮がやわらかいこの時期ならではの銀皮造りの刺身がおすすめです。

※食材の旬などは、地域や気候などによって異なります。

 

「季節を食べよう」(初鰹の洋風たたき ほか)

脳の活性化を促すEPAやDHAがたっぷりの初鰹を使った「初鰹の洋風たたき」、疲労回復にも効果が期待できる「アスパラガスの春色炒め」の2つのレシピをご紹介します。
4月の旬の味を、ぜひご堪能ください。
レシピ監修:管理栄養士・可野倫子先生

初鰹の洋風たたき

【材料】(2人分)

鰹…200g(1/2さく)

玉ねぎ…100g(1/2個)

バジル…適宜

レモン…30g(1/2個)

 

[A]

 オリーブオイル…大さじ1

 しょうゆ…大さじ1/2

 にんにく(すりおろし)…小さじ1

 

【つくりかた】

❶鰹は5mmの厚さに切り、Aを絡めて冷やしておきます。

❷玉ねぎは薄切りにしてから冷水にさらし、水を切っておきます。

❸皿に②を敷きつめ、そこに①を盛り付け、バジルとレモンを添えたら出来上がりです。

★調理のポイント:かつおに味を絡ませ、冷たくしておくのがポイントです。たっぷりの玉ねぎと一緒にどうぞ。

 

アスパラガスの春色炒め

【材料】(2人分)

アスパラガス…120g(4本)

小エビ(むき)…50g

溶き卵…50g(1個)

しょうが…10g

サラダ油…大さじ1

 

[A]

酒…小さじ1

塩・こしょう…各少々

サラダ油…大さじ1

かたくり粉…大さじ1/2

 

[B]

ガラスープの素…少々

湯…大さじ2

塩…少々

 

【つくりかた】

❶アスパラガスは根元を切り落とし、茎の下半分の皮をむいてから半分に切って、ラップに包み、電子レンジで加熱(500Wで1分半)して、さらに半分に切ります。

❷小エビは背ワタをとり、Aの調味料を絡ませておきます。

❸フライパンにサラダ油半量を熱し、溶き卵を軽く炒めて取り出します。

❹③のフライパンにサラダ油の残りを加え、みじん切りにしたしょうがを炒めて香りが出たら②を入れ、色が変わったら①を加えてBで調味します。

❺④に③の卵を炒め合わせたら出来上がりです。

★調理のポイント:お好みで、にんにくのみじんん切りを一緒に炒めてもおいしいです。

 

 

『【歳時記】4月(卯月)ってどんな月?』を見る>>

 

このコンテンツは、キッチンを通じた楽しいふれあいの場づくりに貢献するために、食や暮らしに関する情報の収集、調査・分析を行っているクリナップの生活研究部門「おいしい暮らし研究所」が監修をしています。

 

 

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