「たべものへんしんきょうしつ」は、おいしい暮らし研究所がお子さま向けに開催した講座です。その内容を、特別にWEBでも公開します。今回ご紹介するのは、生クリームを使った実験です。前回のホットケーキミックスの実験と一緒にチャレンジするとより楽しくおいしい実験ができますよ!
今回のテーマは「混ぜる」
身近な食べものの“変身”を通じて、楽しみながらお子さまに食への興味を持ってもらいたいという思いで開催された本講座。
今回は、生クリームを使った実験をご紹介します。生クリームを混ぜてつくる「ホイップクリーム」と「ホイップバター」の違いをお子さまと一緒に観察してみてください。
【準備するもの】
ホイップ用生クリーム…200ml/粉砂糖…適量(分量は目安です。人数に合わせて調整してください)
ボウル(大)、泡立て器(もしくは電動泡立て器)、小鉢、ゴムべら、スプーン
【手順①】★ホイップクリームをつくります。
❶ボウルに生クリームを入れ、泡立て器で混ぜます。
❷ホイップクリームができたら、半量ずつ2つに分けます。
【手順②】★ホイップバターつくります。
❶手順①でつくったホイップクリームの半分を、さらに混ぜます。
❷クリームが固まりバターができたら、出てきた水分を別の容器に移します。できあがったバターも半量ずつ2つに分けます。
【手順③】★バタークリームをつくります。
❶手順②でつくったホイップバターの半量に、バターから出た水分を少しずつ混ぜてなめらかにします。
❷なめらかになったら粉砂糖を加えてできあがりです。
【観察】
ホイップクリーム、ホイップバター、バタークリームの3つを比較してみましょう。3つとも、原料は同じ生クリームですが、違うものになります。
なめらかさの違いなど、ぜひお子さまと一緒に観察してみてください。
今回の「ホイップクリーム」を使った実験以外にも、さまざまな実験をご紹介しています。それぞれの記事は、こちらからご覧ください!
『【たべものへんしんきょうしつ】ホットケーキミックス編』を見る>>
このコンテンツは、キッチンを通じた楽しいふれあいの場づくりに貢献するために、食や暮らしに関する情報の収集、調査・分析を行っているクリナップの生活研究部門「おいしい暮らし研究所」が監修をしています。また、「たべものへんしんきょうしつ」のプログラムは、横浜国立大学名誉教授・農学博士の渋川先生の監修のもと作成しています。